歯磨きとおやつの食べ方について
更新日時:2023/09/07
カテゴリ:ブログ
こんにちは!
神戸市灘区六甲道にあります
その歯科クリニック です!

今回は
【歯磨きとおやつの食べ方 】
について説明いたします。


お菓子を楽しむことも子供時代の大切な経験です。むし歯予防の観点から、お菓子の選び方についてお伝えします。お菓子の種類や食べ方に気をつけることで、こどもたちの健やかな歯と笑顔を守りましょう。


目次
①むし歯の基本知識
②むし歯の主な原因
③子供の歯とむし歯の関係
④お菓子選びのポイント
⑤歯磨きとおやつのタイミング
⑥歯科医師への定期的な受診の重要性






①むし歯の基本知識
むし歯は、歯の表面にできる小さな穴です。これは、酸によって歯のエナメル質が溶けることから始まります。むし歯が進行すると、歯の内部に進入し、痛みや感染を引き起こす可能性があります。子ども歯はエナメル質が薄く、むし歯になりやすい特徴があります。


②むし歯の主な原因
むし歯の主な原因は、食事習慣と口腔ケアの欠如です。糖分やデンプンを多く含む食品を摂ると、口内の細菌がこれをエネルギー源として利用し、酸を生成します。この酸が歯を侵食し、むし歯を引き起こします。つまり甘いお菓子や飲み物の摂取が過多だと、むし歯のリスクが高まります。


③子供の歯とむし歯の関係
子供の歯は将来の永久歯の基盤となります。したがって、乳歯にむし歯が発生すると、永久歯にも影響を及ぼす可能性があります。例えば、乳歯が早く抜けたり、永久歯の生え方に異常をきたすことがあります。


④お菓子選びのポイント
むし歯を予防するには、粘着性が低い食べ物が好ましいです。また、砂糖の代わりにキシリトールを含むお菓子も良い選択肢です。
砂糖を含むもの、粘着性の高いもの、長時間口の中や歯に残るものは虫歯の原因になります。例えば、ケーキ、チョコレート、クッキー、キャラメルなどです。
<ポイント>
・砂糖を含まないお菓子を選ぶ
・粘着性のあるお菓子は避ける
・キャンディーやガムは控える
・カルシウムを含むお菓子を選ぶ
例えば、チーズ、素焼きのナッツ類、干し芋、やきいも、リンゴなどのフルーツ


⑤歯磨きとおやつのタイミング
酸によって歯は溶け、むし歯が進行します。口の中に食べ物がある時間が長くなると、口の中は酸性状態になります。時間を決めて食べるようにしましょう。ご飯の後すぐ食べると酸性状態になる回数を減らせるのでオススメです。
お菓を食べた後や、ジュースを飲んだ後には歯磨きが欠かせません。歯磨き粉はフッ素を含むものを使用し、適切な歯ブラシを選びましょう。また、バランスの取れた食事を提供し、砂糖や粘着性の食品の摂取を制限しましょう。
歯磨きが難しい場合は摂取した直後にうがいをするか水を飲むようにしましょう。


⑥歯科医師への定期的な受診の重要性
歯科医師は子供の歯の健康を維持するために重要な存在です。定期的な歯科検診によって、むし歯の早期発見や適切な治療が可能になります。また、歯科医師は子供に対して口腔ケアの指導を行い、予防策を提供します。



まとめ
むし歯は子供の歯の健康に大きな影響を及ぼす問題ですが、正しい知識とケアを通じて予防することができます。食事習慣の見直し、定期的な歯科受診、規則的な歯磨きなどが子供の歯の健康を守るために重要です。子供の口腔健康は将来の健康にも影響を与えるため、親として積極的にサポートしましょう。
その歯科クリニックでは、お子様の定期検診の際には必ず間食の回数を聞くようにしております!回数が多ければどうしたらいいのかお子様と親御さんと相談をします。
お菓子を食べないで!という訳ではなく、お菓子の選び方と食べ方に気をつけることが大切ですおやつを楽しみながら、歯と健康を守りましょう
他、疑問点やご質問、ご相談がありましたら、その歯科クリニックへお越しください。お待ちしております。

その歯科クリニック 歯科衛生士 細見