喫煙について
更新日時:2024/02/22
カテゴリ:ブログ
こんにちは!
神戸市灘区にあります
その歯科クリニックです!


タバコは一般的に健康に悪影響を及ぼすことが知られていますが、その影響はお口にも及びます。
このブログでは、タバコが引き起こすお口の病気やトラブルに焦点を当て、なぜ喫煙者と非喫煙者でお口の健康が異なるのかについて解説致します。


目次
①喫煙と関連が報告されているお口の病気、トラブル
②タバコと歯周病
③歯垢と歯石の増加
④口内環境の悪化と口臭
⑤癌リスクの増加
⑥治療への影響と喫煙者特有の注意点
⑦禁煙することで


①喫煙と関連が報告されているお口の病気、トラブル
お口の粘膜-口腔癌、口内炎、カンジダ症
歯ぐき-色素沈着、歯周病
歯-着色、歯石沈着、むし歯
舌-味覚減退、黒毛舌
その他-口臭、唾液の変化、子供の受動喫煙による乳歯のむし歯
歯科診療-インプラント治療の失敗


②タバコと歯周病
喫煙と歯周病の関係は科学的に確立されています。
喫煙は歯周病の進行を速め、歯周病が治癒しにくくなるメカニズムを引き起こします。喫煙者は非喫煙者に比べて歯周病にかかるリスクが高まります。
喫煙は歯周病の主要な原因の一つです。タバコに含まれる有害な物質が歯肉を刺激し、炎症を引き起こしやすくします。喫煙によって歯ぐきの血流が悪化し、免疫機能が低下します。
また、歯周病に対する治療の効果も低くなり、再発しやすくなります。


③歯垢と歯石の増加
喫煙者は、歯垢(プラーク)が歯に付着しやすく、歯石ができやすい状態にあります。歯垢や歯石は口内環境を悪化させ、むし歯や歯周病の原因になります。


④口内環境の悪化と口臭
タバコの煙には200種類の有害物質が含まれています。
これらの物質が口内に蓄積することで、口内環境が悪化します。結果として、口臭が強くなることがあります。
また喫煙により口腔内の細菌バランスが崩れ、不快な口臭が発生しやすくなります。


⑤癌リスクの増加
タバコは口腔癌や咽頭癌などのリスクを増加させる要因の一つです。
口内の組織が長期間にわたって有害な発がん物質に曝されることで、異常な細胞の成長が促進され、がんの発症リスクが上がります。


⑥治療への影響と喫煙者特有の注意点
喫煙者は歯科治療においても特有の問題が発生することがあります。例えば、歯周手術やインプラント治療の際、傷口の治癒が遅くなる可能性があります。
また、喫煙は歯の寿命を短くし、補綴物(被せ物、詰め物)の寿命を縮める要因ともなります。

⑦禁煙することで
禁煙すると歯ぐきへの血流量も改善し、禁煙5日ほどで非喫煙者と同じくらいに回復します。血液は酸素や栄養、細菌と戦う免疫細胞を運んでくれます。ですので、血流が回復すると傷の治りがよくなったり、再感染の防止になります。だから歯医者さんは、歯周外科やインプラントなど、外科治療の前には禁煙を勧めるのです。



まとめ
喫煙はお口の健康に深刻な影響を与えます。歯周病、歯垢・歯石の増加、口内環境の悪化と口臭、口腔癌のリスクの増加など、これらの問題は長期にわたって健康な歯と歯肉を損ないます。喫煙者である場合、定期的な歯科検診と喫煙の影響についての理解が重要です。喫煙をやめることは、お口の健康を改善し、将来の合併症リスクを軽減する重要な要素となります。
その歯科クリニックでも患者様の禁煙をサポート致します。些細なことでも大丈夫なのでご相談ください。

その歯科クリニック 歯科衛生士 上田